2025-10-20(Mon)

ジョージタウンからクアラルンプールへ。旅も最終盤になりました。利用したのは長距離バスです。
チケット購入

ジョージタウンに到着後、すぐにバスチケットを購入しに行きました。場所は、プランギンモールというショッピングセンターです。
プランギンモール(Prangin Mall)とコムタ(Komtar)という商業施設には、長距離バスチケットを扱う旅行会社がいくつかあります。
初めての時には、ジョージタウンからハジャイ(★)までのバスチケットを買いました。いろいろ、見て回りましたが、その時はコムタの地下にある会社で、ホテルでピックアップが付いているものでした。
★:Hat Yai。タイ南部の都市。マレー人は「ハニャイ」と発音したりします。
また、2018年にクアラルンプールまでのバスチケットもここで手に入れました。その時は、プランギンモール側にある、旅行会社で、旅行社前から出発するという便利なものでした。
今回も、この並びでチケットを探します。旅行会社はここに4~5軒並んでます。いくつかきいて回りましたが、前回と同じ旅行会社でKL Sentral(★)行きのバスがあったので、予約を入れます。
★:KLセントラル。2001年にKTMクアラルンプール駅から1.0kmジョホールバル側にできた駅で、他にLRTやMRT、KLモノレール、KLIAエクスプレスが乗り入れているクアラルンプールの中央駅になります(MRTとKLモノレールはやや離れていますが)。ちなみに、クアラルンプールの大きなバスセンターはバンダル タシク スラタンという場所にあり、そこからクアラルンプール中心部まではさらに鉄道に乗ることになります。
料金は65.0リンギ。2405円になります。(1.0RM=37円で計算してます)
送迎は付きませんが、宿から荷物を引きずりながらでもそう時間はかからないので、9:15旅行社前集合という午前便を取ります。よくきくと、ミニバスでスンガイニボン(Sungai Nibong)にあるペナンのバスターミナル(Terminal Bas Sungai Nibong)まで送るとのこと。この点が思惑と異なりましたが。
スンガイニボンバスステーションまで

そして当日。とんでもないスコールです。全然止みません。
仕方ないので、Grabを呼んで、旅行社へ向かいました。言葉ができなくても、行き先を指定できるので、Grabは便利です。料金は5.0リンギでした。
画像でわかるかどうか、旅行社のあるあたりは軒先があるのですが、面する道路は2~3メートル下がっていて、荷物を持って階段を上がらなくてはなりません。この時点でちょっと身体が濡れます。
旅行社でチケットの引換。おそらく、同じバスに乗るであろうツーリストは、10名に満たなかったと思いますが、やってきたのはミニバスではなく、タイのロットゥと同じく大型のハイエースクラスのワゴンでした。荷物はなんとか、積めましたが、座席が足りないぞ。インド人の家族連れが積みきれなかった荷物を座席のひとつに置いたためです。ヨーロッパ系ツーリスト1名がスンガイニボンまで立ったまま乗り込みましたが。

送迎用としてはワゴンの座席が良すぎですかね。ロットゥみたいに簡素にできたものだったら、もうちょっと何とかなったかも。でも、ロットゥはほぼ大きな荷物に対応してないからな。
やはり、ディーパパリということで、国内の移動が多いんでしょうかね。普段は満席になるほど乗ることはないということでしょうかね。

ワゴンは30分弱も乗っていたでしょうか。とにかく、スンガイニボンに到着しました。
旅行社で上の画像の左のスタンプを押してあるものを受け取っていました。2階に上がり、まずはトイレを済ませます。マレーシアのバスにはトイレが付いてません。
2階にはバスの乗車口まで向かうところに、またしても自動改札のようなものがありました。左のものでここを通過できるのかと思いましたが、それを見ていた地元の人に、QRコード入りのものを窓口で発券してもらうように教えてもらいます。
それが、右側のもので、発券に2.0リンギが必要でした。それによると、施設使用料(Facility charges)、0.7リンギ。手数料(Handling charges)、1.3リンギとなってました。
この点、旅行会社での説明がかなり不足していると思いました。まあ、何とかなったんだけど。

旅行社前から同じワゴンに乗り込んだインド人の家族連れが戸惑っていたようなので、窓口で発券することを教えてあげました。5人連れで、それぞれが巨大なスーツケースを持っているという人たちです。家族同士も英語で会話しているのですが。デリーあたりのインド人は英語を日常的に使う人もいるという話をきいたことがあります。このスンガイニボンのバスターミナルを使ったことがなさそうなので、マレーシア在住のインド人ではなさそうです。
さて、改札を無事に通過し、階下に降ります。モニターにはバス表示もあります。チケットをよく見ると、10:29発、KLセントラル行き、Kejora社と詳しく書いてあります。
左側にスタンプが押されてますが、これが、バスのナンバープレートで、右のチケットにも印刷されてました。かなり細かいです。
そして、正規料金は40リンギとも書いてあります。あの旅行社、25リンギの手数料を取っていたか。
KLセントラルへ

10:29という微妙な時間の出発となっていたのですが、ナンバープレート「PPA5838」のバスがやってきたのは、11:00でした。
荷物の搬入などもあり、出発は11:15。やれやれです。雨が相変わらずの降り方で、遅れがあったんですかね。
ところで、マレーシアのバスは乗客にとってはゆったりとくつろげる空間になっています。いいバスは、中央通路を挟んで1座席と2座席で、シートの幅、前後間隔とも広くなっています。前の乗客が背もたれを倒しても余裕があります。
ワタクシは2座席の窓側に当たりましたが、ラッキーなことに通路側の客が来ず、2座席を使用できました。

マレー半島とペナン島の間には2本の橋が架かってます。バスは古くからある北側の橋を渡ります。これで、ペナンともお別れだぜ…なんて思ってましたが、意に反してバスは北方面に方向を変えます。

到着したのはバタワース駅とフェリーターミナルに隣接する、Penang Sentral(ペナンセントラル)というバスターミナルです。旅行社から2時間以上かけてまだこんなところですか。
以前は、ここを経由することなく南方面への高速道に直行したものですが。スンガイニボン発着のバスはペナンセントラルにも立ち寄ることになったのかも。と、なると、ペナン到着前に、バタワースでチケットを購入しておいたほうが時間短縮にもなりそうです。
ま、結局、ここから乗り込んだ乗客はいなかったようですが。
結局は上記のようなルートで走ることになりました。拡大すると、バタワース経由であることがわかるはずです。

10分ほどの停車だったでしょうか。バスはようやく南方面へ向かいました。高速に乗り、あとは順調かと思いましたが、ディーパパリの連休は生易しいものではありませんでした。
大渋滞発生です。
ところで、高速の料金所では皆さん、Touch'n Goを使って通過していくようです。ETCはなさそうです。クルマの自動改札ということで、キャッシュレスであっても、カードのタッチの際にクルマを止める必要があり、さらに渋滞が発生することになります。
ETCが導入されないのは、クレジットカード所持者が少ないからでしょうか。Touch'n Goに対応したETCは開発されないのでしょうかね。
もしかすると、上記の画像の黄色や白い看板のレーンがETCを使えるのかも。

バスは座席はいいものを使っていますが、軽食のサービスなどはありません。その点はタイのVIPバスや一等ACバスのほうがいいです。自分で用意しろということでしょう。
また、マレーシアのバスにはトイレが付いてません。そのため、数時間おきにトイレ休憩があるのですが、食事休憩もありませんでした。

渋滞がひどすぎるためか、サービスエリアなどでもトイレの近くにバスを止めるだけでした。つまり、根性出して食料を買い出しに行っても、バスが行ってしまう可能性があり、バスのそばを離れられません。
バスの前方でたたずむ男女が、運転手と助手(なのかどうか、特に仕事はしてなかった模様)です。乗客の人数確認は運ちゃんが行っていました。
休憩は2回。きっちり3時間おきです。随分と乗客も我慢強いと思います。

結局KLセントラル到着は18時をかなり回った時間でした。スンガイニボンから7時間以上。旅行社から9時間以上という具合でした。
結論として、最初から鉄道のETSのチケットを購入しておけばよかったかも。ただし、渋滞がなければ、バスのほうが早かったかも。ETSでもバタワース~KLセントラル間は3~4時間かかります(列車による)。
また、スンガイニボンで自動改札のようなものが導入されたということは、どのバスターミナルでも同じシステムである可能性があります。
結局、宿に到着したら、取り急ぎ夕食を食べに行くことになりました。
