Cafe de Castella Annex

旅とカメラとエトセトラ

銚子漁港の刺身定食@魚華

2025-04-08(Tue)

4月の銚子遠征@ヤムの会で訪れた昼食の記事です。ずいぶん前のことになりましたが、いつまでも眠らせてはおけませんので。

この日、昼食後にヤマサ醤油の工場見学へ。

cafedecastella.hatenablog.com

その後、佐倉のさくらふるさと広場でオランダ風車をバックにチューリップを鑑賞いたしました。

cafedecastella.hatenablog.com

銚子旬処 魚華

スクムビットさんに予約していただいたのが、こちら。「銚子旬処 魚華」さんです。

 

銚子にやってきたのは三度目。千葉市からたっぷり2時間かかりました。千葉県広いです。

銚子漁港って、この魚華さんのすぐそばにあったんですね。イワシの水揚げ全国1位、サバも同じく1位だそうです。

地元のファーストの醤油

案内されたのはお座敷です。さすがだなと思ったのは、ヤマサとヒゲタ、いずれも銚子にある醤油メーカーを使っているということですね。もしかしたら、全国シェア1位のK社の製品もあったかも。

刺身定食

ちょっと迷ったのですが、頼んだのはこちら、刺身定食です。いろいろな味を楽しみたいですからね。

お裾分け

こちら、Luntaさんからのお裾分けです。イワシの漬け丼ですね。臭みがなく、さすがに水揚げナンバーワンの銚子漁港がすぐそばなだけあります。美味かった。

山盛りの海鮮

マグロ、イカ、エビ…あとはヒラメだったかクロムツだったか。素材が新鮮ですから、美味しいに決まってます。

あとは…。

サラダ

小鉢

デザート

この他にアオサだったかが入ったお吸い物も付きます。

いやあ、昼間からこの量を食すのはずいぶんと久しぶりです。

こちら、Webサイトはありませんが、検索すると食べログやRetty、ぐるなびなどに掲載されてますね。リンクはつけませんが、気になる人は探してみてください。

我々、クルマで訪れたのですが、駐車場はあるのかないのか。たまたま、店の方が店頭に出ていて、「ここに止めていいですよ」ということでしたので、何とかなりました。

「警察は来ないから」という一言も気になるところですが。

ロケーションはいいのですが、店の周りの道は狭いです。

刺身定食、税込み1800円でしたが、グルメサイトに上がっているメニュー写真の値段とは微妙に違いますね。

もしかしたら、ランチタイムとそれ以降の値段とちょっと違うのかも。

夕刻の銚子大橋/2021-04

銚子電鉄/2021-04

犬吠埼灯台/2021-04

銚子はかなり見どころの多いところです。できたら1泊できればベストですがね。

☆料理写真はPowerShot SX730HS。2021年の写真はOM-D E-M10 Mark IIIでした。

次回からは3~4月の旅レポになりますが、まだアップしきれていないいくつかのものもたまってますので、旅レポの合間に挟んでいきます。

Luntaさんの記事はこちら↓

lunta-november.hatenadiary.com

スクムビットさん、Luntaさんありがとうございました。

Cafe de Castella Annex - にほんブログ村 

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村 

ナコーンパノムのベトナム式朝食

2025-04-02(Wed)

ナコーンパノムのメコン

ナコーンパノムにやってきました。

前日の記事は今のところアップしてませんが、ウドンターニーからバスでえらく時間がかかり、宿にチェックインし、ちょっとだけメコン沿いを歩き、夕食を取っただけ。

後日、バス関連で記事にはするつもりではあります。

さて、開けて翌日。バンコクから遠く離れたこの地で、朝食を提供する店が簡単に見つかるのかと思いましたが、ありましたよ。

クルーム

 

宿から徒歩5分ほどのクルームという店です。看板はタイ語のみですので、Google Mapで店名を確認しました。

これでメコンを望むことができればいうことないのですが、贅沢はいいますまい。

ここから徒歩5分もかからず、メコンには対面できます。

メニュー

メニューを確認するとアレがありました。迷わず、頼むことにします。

眺めのいい席

テーブルもありましたが外の通りを眺められるカウンターのような席に着きました。

オーダーしたものはすぐにやってきました。

カイガタとフランスパン

こちらです。

カイガタ(ไข่กระทะ、Pan Egg)とフランスパンです。

じっくりとメニューを見ていなかったのですが、英語ヴァージョンもあったみたいです。タイ語だけのメニューでしたが、写真入りでしたので、「カイガタ」と告げて理解されました。もちろん、メニューの写真の箇所も指さしてです。

カイガタはウドンターニーのホテルで朝食でいただいていたのですが、やっぱり店によって微妙に内容が異なりますので、食べたくなりますね。美味いし。

castellamoon.cocolog-nifty.com

ウボンラチャタニー(Ubon Rachathani、ウボン)で食したカイガタ。具を挟んだパンとセットなのがカイガタの定番でしょうか。

castellamoon.cocolog-nifty.com

こちらはコーンケン(Khon Kaen)で食したカイガタ。やはり、パンとセットです。しかも、パンが2つ。これまで食したカイガタの中では一番充実していました。

ま、ナコーンパノムでは具を挟んだパンではなく、普通のフランスパンにサラダが付いたものでしたが。ちゅうか、カイガタ単品と、フランスパンを指さしたのですね。

そして、ドリンクも指差しです。

ベトナムコーヒー

タイでも最近はコーヒーがよく飲まれますが、ベトナムコーヒーがあったのは初めてです。

金属製のフィルターで落ちるのを待つのですが、結構時間がかかるんですよね。

この金属製フィルターは、今ではベトナムでしか見かけないと思いますが、もともとはフランスで使われていたフィルターでした。エスプレッソマシーンが登場してからは、フランスでも姿を消したと思われます。

豪華版カイガタ

卵が見えません。ハム2種類、ひき肉、きゅうり、トマトが入ってます。

右が醤油タイプのソース

これに、醤油によく似た濃い目のソースをかけると絶品なんです。マギーの製品だったかな。

フランスパン

バゲットよりも小さなバタールになりますか。パリッと焼き上げられ、もちろん中身はモチモチです。

ビエンチャン以来でしたが、イサーンでもこの手のパンを味わえるとは。

タイではフランスパンというものをほとんど見かけることがありません。ウボンやコーンケンのカイガタに付いてきたパンもフランスパンではなく、全体的にしっとりしたようなパンでした。

タイは主食がコメですので、パンもカノムパン(ขนมปัง)と呼ばれ、お菓子の仲間に入る言葉になります。

唯一、イサーンのメコン沿いの地域にはベトナム系の住民(移民)がいまして、ベトナムから持ち込んだパン焼きの技術があるのでしょう。

ベトナム時計塔

クルームという店からメコンに出たあたりに、ベトナム時計塔があります。これも、ベトナム系住民の多い証拠ですね。

川沿いにはインドシナ市場(Talat Indochin)もあり、ベトナム製品も売られています。春巻きの皮もあったりします。

濃厚なコーヒー/AQUOS wish2

コーヒーも出来上がってきましたね。ベトナムとの唯一の違いは練乳が付かず、スティックシュガーと粉末ミルクが添えられていたことですかね。

でも、濃厚で美味しかったです。個人的には毎朝、インスタントではないコーヒーを飲んでいるので、久しぶりに味わえてよかったです。それが、欧米式のコーヒーではないとしても。

料金は総額で95バーツでした。

ちなみに、クルームという店、営業時間がほぼ午前中のみ。朝6時からやっているのは評価できます。終わりは13時までです。

カイガタ以外にもいろいろあるので、バリエーションのある食事が取れると思いますね。できれば夜もやっていてほしいものですが。

メコンの小舟

メコンに出てみましたが、小舟が1艘。メコンで漁をしているわけでもなく、ただの交通手段なのかは不明です。

さ、充実した朝食も取れたことだし、旅の後半戦のハイライトの地に向かうことにしましょうかね。

☆クルームのWebサイトは見つけられませんでした。

Cafe de Castella Annex - にほんブログ村 

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村 

マイナンバーカードを更新してみた

マイナンバーカードの導入から10年。

マイナンバーカードは5年目(の誕生日)までに電子証明書の有効期限が来るため、役所などに出向いて暗証番号等の再設定をする必要があります。

そして、10年目(の誕生日)までにカード自体の有効期限が切れるので、それまでに更新手続きをする必要があります。

つまりカード導入初年度に申請を行い、マイナンバーカードを所持している人の大部分は今年度内に更新を行うことになりますね。

そういう自分も更新をする必要があるのですが、家族に更新通知書が送られてきたので、更新手続き及び、代理人受領を行いました。

更新通知書の送付

誕生日の2か月ほど前になると、在住市区町村から更新通知書(封書)が送られてきます。

様々なやり方があります。

(1)通知書に添付された更新申請書に写真を貼って、必要事項を記入し役所に提出する。

(2)各所にある証明写真機からQRコードを読み取り、指示に従って必要事項を入力し、写真を添付して、送信する。

(3)更新申請書に個人用のQRコードがあり、これを読み取り、必要事項を入力し、写真を添付して送信する。

これは、有無をいわせず(3)が便利です。PCよりもスマホのほうが圧倒的に楽です。ちなみに、住所等の変更がない場合です。氏名の変更、住所の変更等は手動で訂正しなくてはなりません。

受領手続き

上記(1)~(3)を済ませると、しばらくして受領用の通知(封書)が送られてきます。

役所で引き換える受領用のはがきサイズの通知書に、必要事項を記入。代理人が受領する場合は代理人の氏名、電話番号なども記入します。

自分の場合は市役所で受け取るので、受領日時を予約します。これも、QRコードがあり、読み取ると役所の専用サイトに飛ぶので、こちらで予約しました。

しばらくすると、メールが届くので、受領日時に役所に行き、メールに添付されたQRコードを発券カウンターで読み取らせると、番号が発券され、それに従って窓口に行き、必要書類を見せ、確認が取れると、古いカードと新しいカードが交換となります。

以上でした。

40万人都市に在住していまして、かなり混雑していました。

予約を取らずに、いきなり行っても大丈夫ではあったようです。今回の場合、予約時間より30分以上早く到着したのですが、10分ほど待っただけで案内がありました。

☆市役所ではなく支所で受領もできるようです。ですが、支所で受領する旨を連絡しなくてはなりません。

本人が受領する場合、通知書、有効期限内のマイナンバーカード、本人確認書類が必要です。さらに、代理人が受領する場合も、本人確認書類が必要です。

今回の場合、本人確認書類として、(紙の)健康保険証と介護保険証を持参しました。代理人(つまり自分)の本人確認書類としては、運転免許証とパスポートを提出しました。これ、結構複雑なので、お住いの市区町村の専用サイトで確認したほうがいいでしょう。特に代理人が行く場合は本人確認書類が複数必要になります。

年末には今度は自分が行うことになりますね。

www.watch.impress.co.jp

☆今回の画像はネットから拾ってきたものでした。

Cafe de Castella Annex - にほんブログ村 

ブログランキング・にほんブログ村へ 

ウドンターニーの老舗ホテル

2025-03-30(Sun)~04-01(Tue)

Charoen Hotel

ウドンターニーでは古くからあるホテルに2泊しました。Charoen Hotel(チャルーンホテル)です。

 

2泊で1900バーツくらい。円換算で9000円弱。1泊あたり、4500円程度でした。

ウドンターニー第一バスターミナルから徒歩10分弱です。SRTウドンターニー駅からだと徒歩15分程度でしょうかね。

ウドンのバスターミナルは3つあり、郊外にある新バスターミナル(第二バスターミナル、ボーコーソー2)には、チェンマイやルーイなどのタイ北部方面のバスが発着します。こちらに到着すると、移動手段がトゥクトゥクやタクシーとなるため、余計な出費がかかります。

市街地真っただ中にある第一バスターミナル(ボーコーソー1)にはバンコク方面とイサーン各地へのバスが発着します。ラオス方面の国際バスもここから発着しますし、ウドンターニー空港へのバスもここから出発します。

今回の予定では鉄道でウドンターニーに到着し、次にナコーンパノムへバスで向かうので、駅と第一バスターミナルが徒歩圏内にあるホテルが候補でした。

もっとも、第一バスターミナル近くにもバジェットホテルがいくつかあったのですが、今回はそれほどお金をかけてないので、ちょっとはマシなところでもいいかなと思いました。そして、チャルーンホテルにはビュフェですが、朝食が付くのです。

レセプション

予約はAgodaで済ませましたが、実際にはBooking.comが扱うところで、支払いは現地で行うとのことでした。

到着したのはお昼をちょっと過ぎたころです。実際のチェックイン時間(★)は14時からだったと思いますが、待たされることなく部屋に入れました。

★:タイではほぼこの時間になっていますが、かなり融通の利く場合が多いです。チャルーンホテルの場合、何しろ、客室数が200以上あるので、よほどのことがないと満室になることはないと見越して出向いてみました。ダメもとでチェックインを試してみることをお勧めします。ダメなら荷物を預ければいいだけですから。なお、最近できたような人員節約型のホテルやホステルタイプなどは融通が利かないと思います。

409号室

現地払いの支払いはクレジットカードを使いました。

チャルーンホテルは、昔からあるホテルでかつては老朽化していて、最近リノベーションしたようです。それでも、価格が手ごろであったのはバンコクから遠く離れた地方であったことと、さほど客が集まらずに半額程度にディスカウントされていたからです。

さて、このような老舗ホテルですので、きちんと制服を着たポーターがいます。部屋まで荷物を運んでくれました。チップ(★)が気になるところですが、タイは欧米社会ではないので、ポーターの男性は荷物を置くとあっさりと引き上げました。

★:渡したい人は渡せばいいと思いますが、自分の場合、タイではチップを渡したことがありません。その点は相手の雰囲気や空気を読んでですが。少なくとも、このようなホテルで雇われているので、それなりのサラリーは受け取っているはず。
逆にインドなどでは「バクシーシ」という名のチップ攻撃に合うこと請け合いです。インドもチップだけで生活している人は皆無だと思いますが。

やや殺風景な眺め

部屋はかなり広かったです。ダブルベッドルームでしたが、その気になればもう一つくらいベッドを置けます。と、いうことは2名利用だと半額になりますね。

鍵はカードタイプで、チェックアウトまで預ける必要はありません。

ちなみに、窓が大きく遮るものはありません。写っていませんが、眼下にはプールもありました。

考えられるものはほぼ揃う部屋

やや難をいうと、エアコンが効きすぎです。特にチェックインした日は涼しかったので、エアコンのスイッチを切って、時折またつけるということを繰り返しました。

タイの場合、エアコンの標準温度設定が20度以下だったりしますが、これを日本のように25~28度あたりにしようとしても、うまくいかないことが多いです。

バスタブあり

タイで1泊1000バーツクラスのホテルだと、まずバスタブはありませんが、さすがに老舗ホテルですので、備わっていました。

洗面スペース

さすがにリノベしただけはありますね。鏡も大きいです。

アメニティキット

アメニティ類も充実してました。これなら手ぶらで来ても大丈夫です。

特にタオル類、2名用の部屋ですので、バスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルすべてが2枚ずつありました。清掃はドア外に札をかけると午前中にやってくれますが、同時にタオルも新しいものが2枚ずつ補充されました。当たり前のことですが、ケチなところでは1名利用ということがわかると、1名分しか補充されないこともあります。

セーフティボックスなど

入口ドア近くの押入れを開けると、こんな状態です。

セルフで暗証番号を設定できるセーフティボックスと、部屋用のスリッパなどがありました。

電話とルーター

WiFi用のルーターも部屋にあるのでネットもサクサク動きます。設定も簡単です。

電気ポット

電気ポットは嬉しいです。インスタントではあるものの、お茶とコーヒーが2つずつ。これも毎日補充されます。

冷蔵庫は押入れの下にありました。小型でしたが、重宝します。有料のドリンクの他に無料のミネラルウォーターも2本付きます。

エストコーラ

コンビニで買ってきたドリンクも冷やせます。

敷地は広い

こちらは裏側になります。レンタカーでやってきても、止めるところは十分に確保されてますね。ちなみに、バレーパーキングは対応してないと思われます。

朝食会場

これはほんの一部ですね。洋食、タイ料理、中華などに対応してます。入口でカードキーを見せる必要はあります。

今回唯一朝食が付いてきたホテルですね。ウドンは3回目でしたが、いずれも朝食付きのところに泊まりました。まあ、付いていなかったら朝からやっている店を探したことでしょうが、この界隈ではそのような店が目につきませんでしたね。

31日の朝食

まあまあ、充実した食事を取ることができるでしょう。

カイガタ

卵料理のところだけは調理人がいまして、イサーン料理であるカイガタ(Pan Egg)を作ってくれます。

これは次の日も頂きました。

たびたび例を出して恐縮しますが、作家の下川裕治氏は、チャルーンホテルのような地方都市のかつて代表的であった老舗ホテルによく泊まるのだそうです。それは、必ずディスカウントがあって、そこそこ部屋も広く、まあまあの設備だからだそうです。

チャルーンホテル、1泊1000バーツで、リノベしていてもほぼ以前と価格が変わりません。ただし、円安によって、10年以上前が3000円相当であっても、現在は4500円くらい。これは悩ましいところです。

リノベーションしてない地方の代表的なところだと、かつては1泊500バーツというところもありました。次にはそういうところも狙ってみたいです。リノベーションしてなくても、今ならばWiFiは完備しているでしょうし、電気ポットくらいあるでしょう。

Cafe de Castella Annex - にほんブログ村 

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村 

ワットポーチャイと内部の壁画

2025-03-31(Mon)

ワットポーチャイ

昼食後、バスターミナル近くにある寺院、ワットポーチャイを覗いてきました。

 

ノーンカイには唯一観光的といえる、ワットケーク(Wat Khaek)というインパクトのある寺院(?)があります。

castellamoon.cocolog-nifty.com

ま、それは2008年の記事を参照していただきましょう。ま、独特な世界観のある所なんですが、ルアンプーというラオスの僧侶が対岸のタドゥアでブッダパークを建てたのち、タイに亡命してきてワットケークを建てたのです。ある意味、不思議空間なんですが、わざわざ亡命してきたところなど、よくいえば「異端者」であり、悪くいえば「キチ〇イ坊主」扱いされた人なんでしょう。

ワットケークへはトゥクトゥクを使わないと無理な場所にあるので、ワットポーチャイに来てみました。もっとも、こちらも2008年にやってきています。

この時はノーンカイに1泊だけしましたが、その日の夜行バスでバンコクに向かうので、まるまる1日空いていたので、ノーンカイを思う存分回ることができました。

本堂よりの眺め

ほとんど当時の記憶がありません。こんな大きな寺院だったのか。

ただひとつ、覚えているのは、この本堂内にある壁画なんです。

ご本尊

ご本尊といっても比較的小さな仏像です。ですが、ありがたみがあるのか、この前ではかなりの数の善男善女が拝んでいました。

気になる壁画

場所柄かメコンと思われる川が描かれています。

普通上座部仏教の寺院の内部にある絵は、仏陀の生涯が描かれています。もちろん、ワットポーチャイにもそのようなもんはあるのですが。

本堂右手のご本尊と向き合う側にだけ、仏陀とは関係ない絵があるんです。

よく見るとメコン沿いのプロムナード

位置関係からすると、ちょっと前に訪れていたメコン沿いのウォーキングストリートですね。

それも、左手、上流部に向かっているように見えます。

喜んでいる様子

髪を結ってとても現代人とは思えないような老人と子供二人が描かれていると思えば、サンダル履きの外国人のような人物も描かれています。これはバックパッカーかも。

ジェンダー不明な人も

女性の衣服を着ていても髭のある人物が描かれていたり。

先頭部分ではようやく僧侶たちが出てきます。

先端部分

これで終わりになりますが、かなり横長な絵ではあります。

以前やってきたときには、タイ・ラオス友好橋ができたことを祝う様子なのかなと思っていました。建設時期は1991~1994年のことなので、まあ符合するかなと思っていました。

でも、よくわからないですね。ソンクラーンでもなさそうだし。

確実にいえることは、メコン沿いの道を僧侶に先導されて何かを祝うパレードであるということだけです。

全体図

もしかしたら、その上部にある絵と関係しているのかも。でも、解読不明でした。

別の絵も

これまた、宗教画とはいえないものが、ありました。

建設中の橋のようにも思えますがねえ。

寺院のボート

外のテント張りの空間にはおそらくボートレースで使われると思われる船がありました。

たぶん、これで競争するのではなく僧侶が乗って川に浮かべる程度の象徴的な船だと思います。

ワットポーチャイ

あまり釈然とはしませんでしたが、そろそろ、ウドンターニーに戻ることにしましょうか。

ポーチャイ市場

バスターミナルの北側は市場になっていて、寺院と同じ名前が付いています。

市場といいながらほとんど客はいませんでした。家庭で使う食材などはおそらく午前中に買いに来るからだと思います。

ノーンカイ編、これで終了。

Cafe de Castella Annex - にほんブログ村 

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村 

「Enter The Dragon」と当時の香港

DVD「燃えよドラゴン

ちょっと前にBook Offで見つけた格安のDVD。1973年製作・配給になった「Enter The Dragon」。邦題が「燃えよドラゴン」。もちろん主演はBruce Lee(ブルース・リー)です。

これが、税込み550円で売られていました。再生してみると、16:9のシネマスコープサイズなんですよね。ブックオフでこの値段だと昔のテレビサイズ、4:3の画角であることが多いのですが、日本語字幕、英語字幕も出るし、特典映像もふんだんにありました。香港・アメリカ合作映画で登場人物は全員英語を使っています(ただし、当時の香港映画の常とう手段として音声はあとで吹き込まれたものです)。

もっとも、本編が103分もあるので、特典映像はまだ見ておりませんが。

ブルース・リー

この1973年、日本でもブルース・リーがブームとなり学校にヌンチャクを持ち込む男子がいたり、怪鳥音を発してカンフーのまねごとをする奴もいたり。でも、日本でこの映画が公開時にはブルース・リーはすでに亡くなっていたんですよね。

映画の内容については、wikiなどを参照していただくとして、個人的には当時の香港の描写が面白かったです。映画の時代設定としてはフィクションですので、特定できるものではないのですが、ほぼ半世紀前の香港がそのまま出てくるんです。

ビクトリアピークのマダムタッソーろう人形館にて

映画では拳の達人たちが香港にやってくるのですが、その舞台となるのが現在の香港国際空港ではなく、啓徳空港になるわけです。現在は香港クルーズターミナルになっていますが、1998年まではこちらが香港の国際空港でした。

キャットストリートのポスター

九龍という市街地に近いところにあり、人々が生活する頭上スレスレに見えるようなところを飛行機が飛んでいて、映画にもこのシーンが使われています。

香港仔

その後、九龍あたりの描写に入りますが、タクシーなどはほとんどが日本車です。

香港にはもちろん自動車産業はなく、日本と同じ交通ルールですから、クルマは左側通行で右ハンドルです。半世紀前の中国には輸出できる自動車はなく交通ルールも逆になりますので、これはどうしても日本車が幅を利かせることになりますね。

個人的にも10年ほど前に香港を訪れているのですが、走る車はほぼ日本車でありました。現在はどうかな。BYDなど右ハンドルのEVを日本でも販売しているので、中国車がかなり普及しているとは思いますが。

唯一の例外が超一流ホテルや資産家が所有するロールスロイスだったりするわけですが、こちらも英国車で右ハンドルです。

そして、ブルース・リーらが乗り込んでいく島に向かうシーンですが、手漕ぎの小舟でやや大きなサンパンに乗り換えます。このロケ地が明らかに香港仔(アバディーン)という水上生活者が居住し、沖合にジャンボという水上レストランがあったところです。

ジャンボはもうなくなったらしいのですが、サンパンと呼ばれる帆船や手漕ぎボートは今でも健在でしょう。ジャンボもちらっと映り込みますね。

100万ドルの夜景

ご存じの通り、香港は民主派の排除とともに、中国の影響力が強く及び、香港返還後の約束でもある一国二制度が事実上無視されている状況です。

こういう状態のところにのん気に旅をするというのもどこか気が引けます。実際に行ってみると面白いんですけどね。

没後半世紀以上たってしまったブルース・リー、存命ならば85歳(王貞治氏と同年齢)。自由な香港を享受していた人からはどのように見られていることやら。

Cafe de Castella Annex - にほんブログ村 

ブログランキング・にほんブログ村へ 

ノーンカイをぶらつきながらめし屋を探す

2025-03-31(Mon)

メコン沿いのウォーキングストリートからノーンカイの中心部へ。

オート三輪

歩行者天国のはずのウォーキングストリート。ですが、時折バイクが駆け抜けていきます。

こちらはトゥクトゥクではありません。その形をしてはいますが、やや大型で、よく見るとホテル名が入っているので、ホテルの送迎車でしょうね。

干した卵の殻

んー、これは何だろう。でも、タイではよく見かけるんですよね。

ご存じの方は是非ともお知らせください。

地元民向けイミグレーション

メコンという大河を挟んでラオスと向き合うノーンカイですが、結構ラオス側からの音もきこえてきます。それだけ近いといえます。

地元民向けのラオスとのイミグレーションですが、もちろん船での行き来を行います。見ていた感じではあまり船の往来はなかったような気もします。チェンカーン(外国人向けのイミグレーションはありません)やナコーンパノムでは割と行き来がありますが。

ワットハイソーク

ビエンチャンにも同じ名前の寺院がありましたね。実際には「ワットハイソーク」のあとに長ったらしい言葉が続きますので、わかっている人には問題ないでしょう。

こちらではトイレをお借りしました。寺院は便利ですよ。タイもラオスも公共トイレはなかなかありません。

宝くじ売り

タイのまちにはどこにでもいるのが、宝くじ売りです。おそらくは宝くじ公社から売り出す値段にちょっとだけ上乗せしているのだろうと思います。

小鳥

ペットを飼うというのは生活に余裕があるということですね。

レトロな建物

ノーンカイは比較的古そうな建物があります。古くからある都市の証でしょうか。でも、タイは一度も(完全に)他国の支配を受けてないので、ペナンやマラッカなどの世界遺産、貿易船が立ち寄ったプーケットタウンみたいに建築物の統一感はありませんね。

さて、そろそろ何か食べないと。

安食堂

お、ここはどうだろう。

食堂の内部

意外と広いです。

トタン屋根の作りで三方に壁はありません。こういう作りですが、おそらくはベニヤ板で仕切られた向こう側に自宅があるのだと思います。

扇風機を回してくれますし、出された水には氷が入っています。

どんな水を使っているんだと思われるでしょうが、わたしゃ信用しています。と、いうのも、タイでは有料の給水機があって、住民が巨大なペットボトルを何個も持参しては水を汲んでいきます。飲食店も客に出す飲料水はこれでしょう。

カオムーデーン

頼んだものはこちら。カオムーデーンです。要するにゴハン(カオ)にチャーシュー(ムーデーン)をのせたもの。

タレもかかっていますが、さらに小皿にもタレが。きゅうりとゆで卵、ニラが付き、パックチーがのっています。スープも付いてますね。

美味そう

こちら、タイ語のメニューがあったと思いますが、店の正面のガラスケースの材料を眺めて、できそうな料理名を伝えたのです。わたしゃ、タイ文字は読めませんので。

スープ

おそらくはカオマンガイもできる店なので、茹でた鶏肉から作ったスープですね。

味はいうことなし。50バーツという、バンコクあたりではとても無理なお値段でした。

さ、あと1か所回って、ウドンに帰りましょうか。

Cafe de Castella Annex - にほんブログ村 

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村 

メコンのほとり・ノーンカイ編

2025-03-31(Mon)

ノーンカイのウォーキングストリート

ウドンターニー(ウドン)からロットゥ(★)でノーンカイにやってきました。

★:ロットゥーは、タイでよく見られる、ミニバンを使った乗り合いバスの一種です。タイ語の「รถ (ロッ) = 車」と「ตู้ (トゥー) = 箱、コンパートメント」を組み合わせた言葉で、ミニバン型の車両を指す言葉として使われています。

前日、ビエンチャンからノーンカイを経由してウドンにやってきたわけですが、最初からノーンカイに泊まればよかったのではという意見もあるでしょう。

ですが、この旅ではウドンに2泊するということが前提だったのです。まず、ビエンチャンのカムサワート駅から出ている列車がウドン止まりであったこと。

ふたつめ、ウドンの次にナコーンパノム(Nakhon Phanom)に行くので、ノーンカイに泊まると、バス(またはロットゥ)を乗り継ぐ必要があったこと。ウドンであれば始発に乗れます。ウドンとナコーンパノム間のバスは本数が少ないので、泊まるのであればやはりウドンです。

そして、ウドンとノーンカイはロットゥが頻発していて、片道1時間で行けることから、ウドンで泊まることにしたのです。

さ、ともかくノーンカイです。まずはメコンの遊歩道をぶらつきましょう。

 

ナーガ像

ノーンカイにやってきたのは3回目です。2017年以来となります。コロナの3年があったとはいえ、もう8年ぶりになりますね。

最初にやってきたときにはこの遊歩道はあるにはありましたが、これほど整備されていませんでした。水を吐き出すナーガ像は8年前には既にありましたね。

上流に向かって歩く

ノーンカイの対岸はビエンチャンではないのですが、メコンの南岸か北岸か程度の違いで、気候的にもそう変わらないと思いますが、この日は川風が吹いて過ごしやすかったです。むしろ、気持ちいいくらい。

ゼロキロポスト

もう少し、上流部に歩いていくと、飲食店がちらほらと現れます。

メコンオオナマズのオブジェ

あまりノーンカイではきかないのですが、メコンにはメコンオオナマズが生息しています。

今ではぐっと生息数も減ってしまったようですが、もちろん、食用になり、ナコーンパノムやチェンコーン、チェンセーンあたりではメコンオオナマズを使った名物料理もあります。

メコンオオナマズの料理/2012-08 GR DIGITAL

メコンオオナマズの切り身

以前、ナコーンパノムでメコンオオナマズを味わえるホテルに泊まり、付属の食堂で頼んでみました。

魚というよりは肉に近い感じも。

キロポスト

メコンオオナマズのオブジェは8年前には見なかったと思います。

まだ午前中のメコンの遊歩道、観光客はほぼおりません。

友好橋がかすむ

前日に渡ってきた第一友好橋が霞んで見えます。

このあたりのメコンはゆったりと流れています。ですが、ビエンチャンとノーンカイの間にメコンはかなり蛇行しています。

船上レストラン

午前はもちろん営業していないレストランがメコンに浮かびます。夕方から夜にかけてが書き入れ時なんでしょう。

この時期は水量が少ないので降りていくのも大変そうです。

タイの川というとチャオプラヤー川などが思い浮かぶと思います。茶色い水を滔々とたたえた川です。もちろんメコンも水の色は茶色いことが多いです。でも、それは雨季の時であり、この時期は我々が想像する川の水の色に近いものがあります。

展望台

こんなものもできていました。

登ってみた

視線が見下ろすようになりますが、そんなには変わりませんね。

ちなみに、この先にはタイ人とラオス人だけが利用できる、イミグレーションがあります。つまり、船で行き来するのです。

ビアリオー

暑いので、ビールをいただきましょう。

ビアリオー(Beer Leo)の小瓶、65バーツ。この店、やるなと思ったのはあらかじめジョッキを凍らせていることです。さらに、氷(ナムケーン)も入ってます(それも注文しました)。

また、ビール瓶をウレタン製のものに突っ込んでいるのですが、これもビールがぬるくならないようにするためです。特にファランの皆さんは、ビールを瓶からラッパ飲みする人が多いので、このようなことをする店がファランの多い地域(★)では一般的です。

★:バンコクだとパッポン通り、パタヤ、ウドンターニーなど。ベトナム戦争中、アメリカ軍兵士が休暇で訪れるところや基地の近くでこの傾向があります。パタヤの近くにはウタパオ空港があり、もともとは米軍の基地でした。ウドンターニー空港もそうでした。

店よりメコンを望む

冷えたビールは、さわやかな気候ととてもマッチします。

観光客はあまりいないと書きましたが、明らかにアメリカ人であるような高齢男性が数名、店にやってきてはビールを飲んでいたり、食事をしていたりしました。

従軍経験があり、タイに駐留していたアメリカ人男性も70歳以上でしょう。そんな人たちも懐かしくなるのか、ウドンターニーやパタヤ、カンチャナブリーなどにかなりいます。彼らは観光などはしませんね。もしかしたらタイに住んでいるのかもしれません。

さて、一休みしたことだし、次に向かいますか。

Cafe de Castella Annex - にほんブログ村 

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村 

雨のウドンで

2025-03-30(Sun)

ちょっとタイトルが紛らわしいのですが、あくまでも3月の自分の旅の中で必要なことです。

忘備録として、書き記しておきます。

カメラストラップの応急措置

今回持ち出したメインカメラはデジタル一眼レフPENTAX KPという機種です。

バッテリー、SDカード等を含めての重量が703グラム。これに、装着したレンズの重みが加わることになります。

ビエンチャンに到着した日、ストラップの異変に気付きました。このストラップは、カメラ本体を購入したときに同時購入したもので、PENTAX(現在はRICOHが本社)の純正品ではなく社外汎用品です。

デジタル一眼レフはやはり重みがあって肩や首に負担をかけたくないので、ストラップ自体も軽く、クッション性のいいものを選んだのでした。

ストラップ内部がウレタン製で、ウレタン周りを化学繊維で覆っているものです。

そのウレタン部に数か所、亀裂があることがわかったのです。まあ、購入して8年、東南アジア中心にこのカメラを使い続けてきたわけで、いつかはこうなるであろうと思っていましたが、出発前には気づきませんでした。ビエンチャンに到着する前、バンコクでも違和感なく使っていたのですがね。

こりゃいかんと思い、とりあえずは持参していた紙製のサージカルテープで応急処置しました。カメラは首にかけますが、念のため、ほぼ常時左手をカメラの底に置いていました。

望ましいのはストラップ交換ですが、ビエンチャンではほぼ期待できないので、次に訪れるウドンターニー(Udon Thani、タイ人は略してウドンと呼びます)で見つけることにしようと思いました。

 

向かったのはこちら。

セントラルプラザ

ウドンの第一バスターミナルやウドンターニー駅、ファラン街にほど近い、立地抜群なところに、セントラルプラザはあります。

タイの財閥セントラルグループが経営するショッピングコンプレックスで、傘下のロビンソンデパートも入っています。バンコクにも数店舗あり、ウドンに近いところではコーンケン(Khon Kaen)にも出店してます。

セントラルプラザ内部

最初に覗くのはカメラショップ。しかし、汎用品というものはほとんどなく、日本のC社、N社、S社の純正品は置いてあります。

汎用品でかろうじて置いてあるのは編み込みが入ったようなオサレなもので、とてもじゃありませんが、レンズを含めて1キロオーバーのものをぶら下げるにはちゃちに見えてしまいます。それでいて、価格が1000バーツを超えているんですよ。日本円にすると5000円近くです。もちろん、他社の純正品はそれ以上します。

日本のカメラ量販店では1000円台で実用的なものが見つかるというのに。ここで、頭を切り替えます。

ストラップをやめて、布ガムテープを購入することにして、しっかり補強しようと考えました。

しかし、これも、なかなか苦労しました。

セントラルプラザの店舗

タイにもDAISOが進出していて、セントラルプラザにも確かあったはず。

ただ、タイでは100円に相当する25~30バーツではなく、60バーツ均一になります。DAISOだけでなく、タイの店でやはり60バーツ均一の格安ショップもあったりします。

60バーツの延長コード

2017年にセントラルプラザに入っていたロビンソンの60バーツショップで、240ボルト対応の延長コードを買ったことがあります。

日本で売られている120ボルトの延長コードや3口プラグは、コンセントに差し込んだだけでショートしてしまい、ブレーカーが落ちますので、注意が必要です。見た目はちゃちなんですが、60バーツですから、これは便利。もちろん、120ボルトの国・地域でも使用可能です。

ということで、DAISOや60バーツショップを探したのですが、地下の片隅にひっそりとありました。

ですが、日本では簡単に買える布ガムテープがありません。紙製ガムテープさえもありません。どうも、この手の店は日本語や日本のキャラクターが印刷されている日用品に特化しているようです。片隅にあるにもかかわらず、客はたくさんいます。

クルマまで売ってるが

では、DIYの店か。

幸い、すぐそばに店舗があり、布製ではない、荷造り用のテープを買ってきました。

荷造りテープ

ビニール製ですかね。33バーツと安かったです。

再補強

結局はこんな感じになりました。まあまあ、具合はよかったです。

テープはだいぶ余りましたが、後日購入した雑多なものをビニール袋に入れて、このテープでまとまることもできたでございます。

このストラップは交換となり、自宅に眠っていたPENTAX購入時の付属品(見た目は安っぽい)を付けました。クッション性はないものの、ストラップ自体が分離するようなことはないでしょう。

ウドンターニー駅

また、セントラルプラザで、タイのsimカードをトップアップしたり。

しつこく駅に出向き、ビエンチャン行き列車の時刻表を確認したり。

UDタウン

UDタウンという飲食店やフードコートの集合体を冷かしたり。

雨で観光ができないというより、もともと観光資源のないところなので、トラブルがなくても同じようなところを回ったと思います。

しかし、暑季のイサーンで雨が降るとは。一応折り畳み傘は持参してました。ビエンチャンから100kmも離れていないのに、涼しくて過ごしやすかったです。

Cafe de Castella Annex - にほんブログ村 

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村 

第一友好橋にて久々の陸路国境越え

2025-03-30(Sun)

ミャンマー地震が起きた日、鉄道をあきらめて宿でタイのウドンターニー行きのバスチケットを購入しました。

バスチケット

上記の画像はタラートサオのVientiane Capital Bus Terminalで引き換えてもらったものです。

料金60,000キープ。400円弱ということになります。

一方、宿に支払ったのは170K。17万キープで、バスターミナルまでの送迎付き。1100円ちょっとになります。45分前にピックアップとのこと。周辺の旅行会社などでは看板に10万キープとか書いてありましたが、宿の前にも同じ料金が書いてあり、よく見ると裏に訂正があったりしました。この時渡してもらった引換証のようなものには、「Family Service」という会社名があり、どこで買ってもここが代行しているのだと思います。

料金が異なるのはラオスのインフレのせいでしょう。近くの会社で提示してある料金もおそらくは店内で17万キープといわれると思います。

送迎車

やってきたのはこのようなタイプのワンボックスカー。チェックアウト時に引換券を提示すると、その場で電話していたので、需要はあまりないのでしょうかね。運ちゃん以外誰も乗っておりません。

途中、とあるホテルで送迎車は止まり、誰かを乗せるのかと思いましたが、誰も現れず、結局ひとりでバスターミナルへ。

Vientiane Capital Bus Terminal

 

その後、運ちゃんが引き換えてくれたのがトップ画像のチケットです。

ウドンターニー行き国際バス

同時に運ちゃんは乗るバスを教えてくれました。まだ、乗車は始まっておらず、その間にトイレなどを済ませます。

ナンバープレート

友好橋では同じようなバスがいくつかあるだろうと思い、バスのナンバーを写しておきました。

路線バス

このバスはワッタイ国際空港から乗車したものと同じタイプです。日本の協力のもと、運行するようになったバスのようです。

空港、カムサワート駅(SRT North Eastern Line)、ビエンチャン駅(中国ラオス鉄道)、友好橋、ブッダパークなどへの路線があるようです。

右ハンドル

さて、バスは定刻に出発しました。乗務員が2名。運転手と客の案内及び荷物の出し入れをする乗務員のようです。

また、バスはタイの車両で、右ハンドルでした。もちろん、ラオスでは車両は右側通行ですので、右ハンドルのままセンターラインの右側を走ることになります。出入り口もバスの左側にあり、日本のバスのような感覚です。もっとも、客の出入りはバスターミナルとイミグレーションだけなので、これで問題ありません。

そして、満席でした。タイ人とラオス人以外に外国人ツーリストはいないようでした。

Friendship Bridge

ビアラオ工場

友好橋まで30分ほどでしょうか。バスターミナル出発後、しばらくはメコンと並走していたのですが、途中からメコンは見えなくなります。

しばらくするとビアラオの工場が見えてきました。かつては工場見学ができたとのことですが、現在はどうなっているんでしょうか。

下車

友好橋に着きました。ここで、出国の手続きです。

行うことはパスポートと出国カードを手渡すだけですので、簡単です。すると、係員は10,000キープ札をこちらに向けます。出国税みたいなもののようです。以前はこれがありませんでした(土日の料金や時間外料金という、意味不明なものはありました)が、70円もしませんので、良しとします。

再び乗車

イミグレーションを出て、バスは走り始めます。この時点で一方通行になっていて、橋の上では完全にタイの交通ルール通り、バスは左側通行となります。

線路が出現

この線路がタイ国有鉄道(SRT)のいわゆる東北線(North Eastern Line)で、これがバンコクまで続いています。いや、乗り換えれば、シンガポールのウッドランドまで続いています。ちなみに、乗り換えなしで行けるのはバンコククルンテープアピワット駅までです。

友好橋中央付近

左右に歩道がありますが、この橋は徒歩での越境はできません。歩道はイミグレーション近くのタドゥアから、かつては料金を払って橋の中央付近まで歩いて往復できたのですが、現在はどうなっていることか。

ちなみに、タイ側からは無料で歩くことが可能です。

castellamoon.cocolog-nifty.com

ちなみに、2017年にノーンカイ側から歩いてみた記録です。

ノーンカイのイミグレ

線路は途中から脇にそれ、タイ側、ノーンカイのイミグレーションに到着しました。

3月末の時点では特に必要書類もなく、空港と同じように入国できました。そのかわり、指紋も取らず、顔写真も撮らなかったので、帰りのスワンナプーム国際空港では自動ゲートは使えず、有人窓口で手続きをしました。

自動ゲートですと、パスポートには何も残りませんが、有人窓口だと出国スタンプを押されます。

こちらではバスから荷物もおろされて、それを持っての手続きとなります。手荷物用のX線を使った検査もできるようですが、何しろ入国者が果てしなくいるので、簡略化されているようです。また、陸路入国時には出国用のチケットの写し(紙でもデータでも)を確認することが多いと思いますが、それも必要ありませんでした。

今年の5月からはタイ入国にTDAC(タイデジタルアライバルカード)が必要なので、果たしてこのイミグレーションがスイスイと進むものなのか気になります。

再びバスへ

バスに荷物を積み、出発は11:10くらい。

ここからノーンカイまでは文字通りのフリーウェイ、料金のかからない国道2号線(ミッタパープ通り)をウドンターニーまで。

 

日本の中古バス

なお、このバス、日本語表示がありました。日本のどこかで使われていたバスなんですね。

ウドンターニー

ウドンターニー第一バスターミナル

12時少し過ぎに、ウドンターニー到着。

あんなに暑かったのに、ウドンではまさかの雨です。しかも結構降ってる。

雨宿りをしばらくしましたが、小やみになったところで、意を決してこの日の宿まで歩きました。バスターミナル近くのところにしていてよかったです。

ちなみに、第一友好橋を使ってのタイ入国は二度目でした。逆はありません。

castellamoon.cocolog-nifty.com

ちなみに、ナンプあたりからトゥクトゥクあるいは根性出して徒歩でタラートサオに向かえば、これほどの料金はかからなかったでしょう。

また、タラートサオからカムサワート駅行きのバスもあるようなので、次回はこれかな。夕方発のクルンテープアピワット行きの列車にも三等座席者があるようなので、間違いなく購入できるでしょう。到着時間は遅くなりますが。

Cafe de Castella Annex - にほんブログ村 

にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村