Cafe de Castella Annex

旅とカメラとエトセトラ

カメラの話(3)コンデジ編

<フェズ/モロッコ>RICHO GR DIGITAL

食事の写真は比較的早く撮るようになりました。

当初はフィルムのコンパクトカメラを購入し、撮るようにしてましたが、やはりフィルムなので何度も撮りなおしたりはできません。また、記念撮影なども撮ってくれる人に一眼レフを「ほいっ」と渡してもシャッターを押せないという状況があったので、それもコンパクトカメラで行っていました。

ちなみにカメラ付き携帯電話(スマホじゃないすよ)が登場するずっと前の話です。

そのうち、RICHOからGR1sというやはりフィルムのカメラが出てきて、こちらに飛びつきます。GR28mm固定でしたが、写りは下手な一眼レフよりもいいという話でした。

デジタルカメラが登場してきたのもその頃。比較的安価だったEPSONのCPシリーズのどれかを購入しました。今思えばデカい、低性能でしたねえ。ズームもなかったし、モニターもなく、光学ファインダーがついてた。

その次はNIKON Coolpix880。そして、CANON  Ixy Digital500と変わっていきます。

これらはいずれも、メディアがCFカードコンパクトフラッシュというやつです。これがかなり高くて、せいぜいが256MBのカードしか買えなかったです。

そのため、海外に持ち出したのはいいものの最低画質、640x480pixcelくらいのサイズでしか撮れず、もっぱら飯写真でしたね。なんといっても、大容量のストレージがありませんし、宿にADSLの端子さえなかったので、PC持参なんて考えもありませんでした。

そんなところに登場したのが、RICHOのGR DIGITALでした。35mm換算で28mm相当のレンズ。メディアもようやくSDカードとなり、安価なネットブックというPCも購入して旅に出るようになりました。

GR DIGITALは接写モードが付いていて、料理写真はかなり撮りました。また、上記の画像のように、途上国などで撮ってもらいたい人物にモニターで見せることで、かなり喜ばれました。

<タバルカ/チュニジアGR DIGITAL

GR DIGITALは故障知らずで、なんと12年も使いました。でも、そろそろ代替わりかと思い、CANON PowerShot SX730 HSという機種を購入。

<タイ国鉄車内>PowerShot

このカメラはモニターが動かせ、自撮りも可能。また、24-960mm相当の40倍ズーム。さらにはデジタルズームでもう少し長尺が使える(といっても使用したことはありませんが)。

動画を撮ってもバッテリーの急激な低下がないなど、性能はかなり上がりました。

そんなことで、料理写真だけでなく、ごく普通にポートレイトから風景写真まで積極的に活用するようになりました。つまりはデジイチやミラーレスの補完的役割を果たせます。

でも、コンデジはモニターを見ながら撮るので、モニターが反射して見にくい場面もあるんですよね。

<台南>PowerShot

PowerShot1は最近のスマホのようにしばらく待つと、勝手にピントを合わせるようになります。そして、カタログ上では10mmまで接近することが可能みたいです。

さて、これでカメラの話は終わります。

チェンマイPowerShot