<センヤイ>PowerShot
タイの麵屋は通常4種類の麺を備えてます。
前の記事で紹介した小麦粉から作られたバミーに加え、米から作られた麺が3種類。これらを「クイッティオ」(発音的には「クイッティアオ」とかになると思いますが、ここでは「クイッティオ」に統一します)と呼んでます。
麺の太さから、細い順に「センミー」、「センレック」、「センヤイ」と呼ばれ、それぞれあとに「ナーム」か「ヘーン」(スープのありとなし)を付け加えてオーダーすることになりますね。
<ルークチン>GR DIGITAL
そのあとに指定した具の名前を付け加えますが、ルークチンと呼ばれるフィッシュボール(つみれ、肉の場合もあり)だったり、チャーシュー(ムー デーン)だったり、シュウマイと餃子の中間のような「キョウ」だったり。
とはいえ、通いなれた店でもなければよくわからなかったりするので、指定しなければ「全部のせ」が出てきます。
ま、個人的にはさほど好き嫌いがないので、どれが出てきても大丈夫です。
<センレック>PowerShot
3種類の麺ですが、もちもちしていて腹持ちのいい、センヤイが一番好きですね。
次が中間の太さのセンレックですね。
センミーはたぶん乾燥させた麺で、積極的に頼むことはあまりないです。
<海鮮センヤイ>PowerShot
最も豪華なクイッティオは去年の10月にチャンタブリーで頼んだ、海鮮のこちら。
カニ、シャコ、エビ、イカなどが入り、とても美味かったです。まあ、値段も結構しましたが。
<チャークイッティオ>GR DIGITAL
このクイッティオですが、マレーシアにもあるんです。
やはり、中国人の移民が多い国ですから、麺類も同じものが広がっているのかと思います。
とりわけ、ペナン島のジョージタウンは美食の宝庫で、美味しいものが多いです。チャークイッティオは米粉の麺を炒めた料理で、麺も太さの違う2種類を使用しています。
マレーシアにあるということはシンガポールにもあるってことになります。
普通のスープ麺も当然あります。たいていは繁体字で表記された料理名がついています。それと同時に英語表記もあって、マレーシアではかなり英語が通じるので、注文には困ることはありませんね。
また、マレーシアに行くとタイにあった4種類の調味料はテーブルから姿を消します。その代わり、唐辛子を刻んだしょうゆベースの調味料が添えられたりしますね。