Cafe de Castella Annex

旅とカメラとエトセトラ

マレーシアの鉄道(1)KLIAエクスプレスとKLIAトランジット

当面、旅に出る予定がないもので、しばらくは過去のネタと画像より記事を書いてみます。

KLIA Express/2013年

クアラルンプール国際空港(KLIA)に到着し、クアラルンプール市内に向かう交通手段でメインとなるのが、KLIA Express(KLIAエクスプレス)です。

クアラルンプール国際空港LCC専用のKLIA2という空港も隣接しているわけですが、これが成田国際空港の第一ターミナルと第二ターミナル以上に離れていて、この間を移動しようとすると、クルマでは異様な距離を走るともいわれています。

KLIAエクスプレスはExpress Rail Link社が運営していて、軌間が1435mmで西ヨーロッパと同じ標準軌です。

KLIA2ーKLセントラル(KL Sentral)間、57.0kmを33分で結んでいます。料金は片道55リンギ(RM)と、マレーシアの物価からすると、かなりお高いです。

車両内部/2019年

本日のレートでいうと、1RMが33.8352円。コロナ前は20円台後半、28-29円程度でしたが。

ともあれ、KLIAエクスプレスはこのような感じの4人掛けボックスシートですが、座席指定はありません。荷物置き場も設置されていますが、座席に持ち込んでもそれほどは混雑してないので、まず大丈夫です。

日本から直行便でKLIAに行くとしても到着がほぼ夕刻なので、車窓は面白みがありません。

KLIAエクスプレスは始発がKLIA2駅。すぐにKLIA駅に止まり、次が終着のKLセントラル駅となります。

しかし、この路線はその他にSalak Tinggi駅、Putrajaya & Syberjaya駅、Bandar Tasik Selatan駅があり、各駅停車のKLIA Transit(KLIAトランジット)がKLIAエクスプレスと同じように結んでいます。各駅停車といえども、料金は同じ55リンギです。

券売機/2019年

マレーシアは東南アジアでもIT先進国なんてことになってますが、チケット販売などでも機械化が進んでいます。自動券売機も珍しくありません。

購入した往復チケット/2019年

券売機はKLセントラルのもので、プトラジャヤ&サイバージャヤ駅までの往復チケットをクレカで購入しました。往復で購入するといくらかの割引があったと思いました。

すると、出てきたのがこのようなペラペラの紙のチケットです。QRコードを自動改札の読み取り機にかざして入場できます。

通称ピンクモスク/2019年

なんでそんなところに行ったかというと、プトラジャヤ&サイバージャヤ駅の近くにこのような特徴的なモスクがあったためです。

往復ですので、紙のチケットはクリアファイルに入れて大事に保管していたのですが、戻りの時には改札でうまく反応せず、結局は駅員を呼び、入れてもらいました。

ソフト面は発達していますが、機械類などのハード面がダメですね。

さらに文句をいうと、クアラルンプールと郊外を結ぶ通勤通学型のバス、現金を扱わないということで、乗車拒否されたことがあります。今では多様な決済方法があるのかもしれませんが、先進性を急ぐあまりこのような某国のデジタル大臣みたいなことをやっているのはいかがなものでしょうか。

リサイクル可能なプラスチック製チケット/2019年

こちらはKLIA駅で有人のブースで購入したものです。こちらで、改札を通れなかったことはありません。問題があった場合でも、交換してくれるような気はします。

さて、プトラジャヤ&サイバージャヤ駅以外でも利用する可能性があるのが、バンダル タシク スラタン駅ではないでしょうか。

ここには、クアラルンプール最大(ということはマレーシア最大)のTBSバスステーション(Terminal Bersepadu Selatan)があり、マレーシア各地にバス便が伸びています。

TBS/2013年

建物に入ると、ここは空港ロビーかとも思えるような作りです。発着便の表示なども空港そっくりだし、実に壮観です。

また、KLセントラルでは香港のエアポートエクスプレスのようにここで荷物を預け、手ぶらで空港に向かうことが以前はできました(自分は未経験)。

ですが、2019年にこのあたりをチェックしてみると、ほぼ係がいず、機能してなかったように感じました。駅と空港が近く、さらには手荷物関係がうるさいLCCも登場したことで、やめたのではないかと思います。

なお、KLIA駅ではKLIAエクスプレスもKLIAトランジットも同じホームからの発着ですが、KLセントラルでは完全に分かれていますので、改札も別となります。

時間を気にしない場合、空港バスのほうが財布には優しいのではないかと思います。10リンギくらいだと思いますが。料金、段違いですね。

★しばらく、マレーシアの鉄道について記事にしてみようと思います。