Cafe de Castella Annex

旅とカメラとエトセトラ

もうひとつのバミー屋@トンロー

2024年4月26日(金)

バンコクというかこの旅での実質的な最終日です。

この日もSukhumvit Soi 57のSawasdee Sukhumvit Innにいるわけで、朝食はありませんので食べに出ることになります。

これまで、スクムウィット通りに面したバミーコンセリーに連日通いましたので、趣向を変えて違う店に行ってみようと思いました。…と、いっても場所は同じようなところですが。

<外観>PowerShot

こちらの店です。

店頭に「Grabの高評価」の賞をいただいたとあります。そして、店員はバミーコンセリーと同じような赤いシャツを着用しています。

バミーコンセリーにもGrabではありませんが、同様の賞をもらったという丸い緑の看板が出ていました。

<注:Grabは配車サービスを行う事業ですが、Uber同様、フードデリバリーも行っています。タイでもコロナに見舞われた2020年からしばらくは飲食店の店頭営業が禁止されたので、フードデリバリーがかなり発達しています。>

<歩道の席>PowerShot

その他の表示はすべてタイ文字で読めません。そして、この店はGoogle Mapにも出てきません。

<追記:「แซว」(セーウ)という店です。Google Mapにタイ語で入力して店が出てきました。早朝からやってますが、午後に閉店です。後述する「鶏そば七星」はこの店の左隣です。

前日オフ会をした55 Pochanaの右隣の店です。バミーコンセリーと似たような制服でもあるので、バミーコンセリーに行きそびれた客、あるいは間違えた客を吸い寄せるような、ある意味トラップのような店なのかとも思いましたが、看板もあることだし、ここで食べることにします。

すると、混雑しているのか、歩道にあるテーブルに案内されました。ここはタイですから屋台や路上で食べることにはなんらのためらいはありません。

<ドリンク>PowerShot

ここも、ドリンクは誰もが頼んでいるので、こちらにしました。ある意味、無言の圧力です。

これは、菊花茶とでもいうものでしょうか。鮮やかなイエロー。ある意味飲み物としては毒々しい色合いにも見えます。

ヤワラーといわれるバンコクの中華街で安いフカヒレスープの店に入ったら、このお茶が出てきました。バンコクですからホットではなくこのように冷やした状態でした。

飲んでみると清涼感があり、料理の邪魔にならない味なんです。コーラやジュースを食事のともにするよりは、間違いなくこちらのほうがいいです。

ここのお茶も、そんな味でした。

<こちらのバミー>PowerShot

頼んだものがやってきました。

バミー ナーム プラー(スープありバミー魚入り)です。具が魚、白身魚の切り身が入ってます。茶色く見えるのは焦がしたニンニクあたりではないかと思います。

<注:すでに4か月近く経過してまして、記憶があいまい。一応メモは取っているのですけど。はっきりわかるメニュー表があるので、もちろん他のバミーもあります。>

<いただきます>PowerShot

こちらのバミーは、ちょっと珍しい平たい麺のバミーであることが特徴ですね。

青物はハーブのひとつなんでしょうが、あまりきつい感じはありません。そして、魚の切り身は骨がなく、柔らかいです。スープともよく合う感じです。美味いです。

個人的にはバミーコンセリーの柔らかいバミーよりも気に入りました。

ドリンク、20バーツ。バミー、70バーツでした。バミーはちょっと高い感じもしますが、まあバンコクでは標準的な値段です。

<鶏そば七星>GR DIGITAL

実はこの一角、バミーと日本風ラーメン店の激戦区みたいです。

実はバミーコンセリーと今回の店を挟んで、「鶏そば七星」(とりそばななせ)というラーメン店があります。バンコクのラーメンは結構レベルが高いのですが、ドリンクを含めると200バーツ越えするくらいの値段となります。

ですが、こちらは2017年の価格で85バーツ(ネギ鶏そば)でした。やはり日系のラーメンチェーンである「8番ラーメン」と並び、バンコク最安ラーメンかも。

もともとは千葉にあったお店らしいです。どうも、スープに卵を溶かしているようで、ちょっと癖のあるラーメンではありますが。

また、スクムウィット通りの向かいに日系ラーメン店、「青龍ラーメン」という店も。こちらは九州ラーメンみたいです。

ま、これらのラーメン店は早朝はやってませんけど。

<路上の魚屋>PowerShot

トンローにはこのような庶民的な露店もあったりします。

タイのアパートには基本的にキッチンがついてなく、ひとりやふたりだと料理をするほうがコストがかかるとのことです。

地方都市であれば、市場があって新鮮な魚や肉、野菜が手に入りますが、バンコクだとエリアも広く、かといって市場を作りにくいトンローのようなところでは、路上や広場の一角で朝市があります。

<午前中だけの市>PowerShot

こちらは、昼以降開店する店舗の入るビルの前です。午前中だけ小さな市場が出来上がります。

先ほどの魚屋はここからちょっと歩いて、Soi 57の角地で営業してます。

案外、ここに買い物に来る人はお屋敷住まいのお手伝いさんだったりして。