これまでで一番出入国回数の多い国がタイです。
そんなタイですが、写真に寛容。…というか、積極的に撮られたがる人も多いです。ポーズも決めちゃたりします。
<プーケットタウン>K-7/DA50-200mm
有名なビーチの反対側にあるプーケットタウン。実はポルトガル人が交易のために拠点としたところのひとつで、レオナルド・ディカプリオ主演の映画「The Beach」で撮影された安宿などもあるところ。
ほぼ外国人旅行者のいないごく普通のタイの都市です。そこの市場で撮ったスナップ。
こちら肉屋の男女ですが、一見こわもて。包丁持ってますしね。こういう時は長尺のズームが最適。特に仕事中の人や托鉢中の僧侶など、何かをやっている人を遠くから狙うのが撮りやすいです。視線は来ないですがね。
この時は、撮られているのに気づいた時の表情。でも、撮り終えてカメラを離すとこわもてのおじさん、すごい笑顔になりました。連写すればよかったかな。
<プーケットタウン/魚屋のおばさん>K-7/DA16-50mm
こうやって、変な外国人が写真を撮りまくっているのに気づいた、魚屋のおばさん。「いいから、あたしを撮りなよ」とばかりに魚を手に出てきてくれました。ノリがいいのもタイ人の特徴のひとつです。
<フアヒン/トゥクトゥクドライバー>K-7/DA16-50mm
トゥクトゥクという乗り物がありますが、おおむね観光価格です。
だったらモデルになってもらおうじゃないかと、声を掛けます。タイの微笑みには程遠いですが、何とか笑顔を作ろうとするのが、いいですね。
<ウボンラチャタニー>KP/DA50-200mm
地方に行くと、何もないことが多いですが、やはり市場に行くと被写体が待ってる。
タイでもタコ焼き機があって、ちょっとしたお菓子を作っていますが、このおばあさんも迫力あり。
<ウドンタニー>KP/DA18-50mm
タイの母の日のイベントにて。
ガネーシャを撮ろうとしていたら、向こうから勝手に入ってきてくれた作例。
タイはインドみたいに、見返りなしに自分を撮れというケースはほぼないと思います。ですが、おおむね寛容です。
でも、最近は勝手に撮ったものをSNSに上げるなという場面に遭遇した人も知り合いにいます。
思うに、スマホで撮ると警戒されるのかもしれません。
<ICON SIAM>OM-D E-M10/ED40-150mm
一番いいのはこの作例のように写真に気づいてくれて、なおかつ視線が来るってやつでしょうかね。
とにかく、顔をぼかしたり、スタンプでごまかすようなことはしたくないなあ。