Cafe de Castella Annex

旅とカメラとエトセトラ

タイヤイ族の寺院

チェンマイの寺(9)Wat Papao

昨年10月にチェンマイを訪れました。チェンマイは日本で例えるなら、京都のようなところで、非常に寺院が多いです。

☆いきなり「チェンマイの寺(9)」から始まるのですが、これは以前のblogで(1)から(8)までを記事にしていたからです。記事の最後に、それぞれのリンクを付けておきますので、よろしかったらご覧ください。また、それぞれにコメントなどいただけると大変嬉しいです。

<レンガ造りのチェディ>KP/DA18-50mm

ロケーションほぼ正方形のチェンマイ旧市街の東北部のちょっと外側にあります。

ターペー門から徒歩で15分程度のところですね。

 

ところで、タイヤイ族とは?

ミャンマーで「シャン族」と呼ばれる人たちです。ミャンマーの東北部、タイ、ラオス、中国と接する地域が「シャン州」で、シャン州を中心に居住する民族ですね。

「シャン」という呼称ですが、「タイ」の以前の国名、「シャム」から来ているといわれています。また、民族的にも現在のタイで大部分を占める小タイ族あるいはシャム人と同系列の民族ですね。

<苔むした感じ>KP/DA18-50mm

チェンマイの寺院は押しなべて古い時代のものが多いですが、ワット パーパオは1883年の建立なのだとか。でも、どの寺院よりも古びて見えます。

また、チェンマイの寺院は金色を強調させたような装飾が多く、ここは非常にシンプルに見えます。

<ワット プラシン>KP/DA18-50mm

ワット プラシンの目にもまぶしい黄金のチェディですが、2005年と2008年に訪れた時には、こんな感じではなく石に漆喰を塗ったものでした。

その後、黄金色のプレートを被せたのか、それとも自分が訪れた時だけメンテの時期だったのか。

<ワット チェンマン>KP/DA18-50mm

また、ワット チェンマンのような石造りのチェディでも、少しは金色の装飾は施されているし、下部の部分にせよ、漆喰をある程度は塗りなおし、綺麗に見せるような工夫はしています。

ですが、ワット パーパオは非常にシンプルです。

<わずかに漆喰の跡>KP/DA18-50mm

歴史が浅い寺院でありながら、全体的に古びて見えてしまうのはひとえにお金がないからだと思われます。

<付属の学校>KP/DA18-50mm

でも、境内に学校があるんですよね。

でも、ここは日本の援助で建てられたものらしいです。

チェンマイは寺院の数も多いですが、その境内にある学校もかなり多いです。ほとんどは、規模の大きな寺院であり、登下校の際には保護者がクルマで送迎を行い、渋滞が発生するほど。

タイの教育システム、特に小中学校の区分が公立なのか私立なのか不明瞭なところがあります。でも、境内に学校があるとなると、日本人の発想からすると私立ということになりますが、その点があいまいですね。

ワット パーパオのこの学校はタイヤイ族の子供にタイ語を教えるものだそうです。

<チェディ>KP/DA18-50mm

結構早足で見て回ったので、あまり写真は撮れていません。

祭りのときにはチェンマイ中からタイヤイ族が押し寄せるそうです。

また、この裏手にはタイヤイ料理(シャン料理)の食堂もあるとか。

今回の記事は

chiangmai43.com

chiangmai-life.net

を参考にさせていただきました。

自分の過去記事、チェンマイの寺シリーズはこちら

castellamoon.cocolog-nifty.com

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長くなりました。

チェンマイの寺シリーズ、もう少し続けます。